海老名駅間地区「ViNA GARDENS」に14階建て最新オフィスビルを建設 2022年春の開業予定
小田急電鉄は、小田急・相鉄海老名駅とJR海老名駅間にある開発エリア「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」において、2022年春の開業を目指し、2020年3月10日(火)より、地上14階建て延床面積31,000㎡の「(仮称)オフィス棟」の建設工事に着手しました。
自由通路によって駅に直結し、神奈川県央地区最大となる基準階のフロア面積550坪(約1,820㎡)を超える賃貸オフィスビルになります。最大奥行17.4mの無柱空間と、2.8mの天井高を備える開放的なオフィス空間と、停電時に72時間の電力供給を可能とする設備などの防災機能の充実によって有事の際の事業継続を支えます。
2025年度の完成を目指し開発が進む、駅間エリア「ViNA GARDENS」では、2017年11月に飲食を中心とした商業施設「TERRACE(テラス)」を開業し、2019年10月にはタワーマンション「リーフィアタワー海老名アクロスコート」を竣工。現在、2棟目となるタワーマンション「リーフィアタワー海老名ブリスコート」に加えて、クリニックやフィットネスクラブなどを誘致するサービス施設(地上10階建て、22年春頃開業予定)の建設を開始しています。
ViNA GARDENS開発計画は2025年度完成予定。
2017年11月15日開業の飲食を中心とした商業施設「TERRACE」。この裏手(東側)にオフィス棟を建設。
自由通路と繋がる3階部分のイタリアン「Italian Kitchen VANSAN」とベーカリーカフェ「R Baker」の間が直通の通路に。
「ViNA GARDEN (仮称)オフィス棟」
所在地:神奈川県海老名市めぐみ町2番1号
事業主:小田急電鉄株式会社
設計:鹿島・RIA設計共同体
施工:鹿島建設株式会社
スケジュール:2020年3月10日 着工/2022年春 開業(予定)
構造・規模:鉄骨造、地上14階建て(制震構造)
建築面積:約2,700㎡
延床面積:約31,000㎡
建物用途:賃貸オフィス等
駐車場:機械式152台、平置き10台
本施設の3つのポイント
1.神奈川県央地区最大のフロア面積(基準階)
海老名駅は、小田急小田原線のほぼ中間点で、3路線の乗り入れにより、都心へのアクセスや横浜方面をはじめとする神奈川県内各地へのアクセスが充実しています。オフィス棟は自由通路によって駅に直結し、神奈川県央地区最大となる基準階のフロア面積550坪(約1,820㎡)を超える規模を誇ります。
2.入居企業の快適な業務環境を提供するハイスペックな設備
基準階のフロア面積559坪(約1,850㎡)、天井高2,800㎜、OAフロア100㎜とし、最大奥行17.4mの開放的な柱のない空間を実現します。また、複数フロアの利用から最小約41坪(約135㎡)の分割利用までを可能にし、入居企業の幅広いニーズに応えます。設備面では、省エネ効果に優れたLED照明に加え、個別空調方式や、断熱性の高い複層ガラス(Low-Eペアガラス)の採用により、快適な業務環境を提供します。さらに、6階部分にはオフィステナント従業員向けのカフェテリアを設置する予定です。
3.入居企業の事業継続計画を支える防災設備
災害時の事業継続計画(BCP)を支える設備を充実させています。高性能制震オイルダンパー(HiDAX-R)を採用し、優れた制震構造を備えるほか、汚水貯留槽の設置により被災時にも下水を使用できます。また、停電時にテナント専用部へ15VA/㎡の電力供給を72時間可能とする設備も備えます。さらには、「海老名市洪水ハザードマップ」を考慮した浸水対策も講じ、事業継続をサポートします。
小田急電鉄ニュースリリース “ViNA GARDENS”に海老名駅直結の最新オフィスビルを建設