海老名市制50周年を記念し「七重塔」を「五重塔」に?!100周年には「十重塔」へ
令和3(2021)年11月1日に市制施行50周年を迎える海老名市は、50周年にちなみ海老名駅前にある七重塔のモニュメントを五重塔に改築しました。
この塔は、平成4(1992)年に市制20周年を記念し、観光のシンボルとして建設。8世紀半ば、現在の海老名市内に建立された「相模国分寺」の七重塔をモデルに、海老名駅東口より徒歩2分の海老名中央公園に約三分の一に縮小して再現されたものです。ショッピングモールに囲われる形で建つ塔は、異色の風景として度々話題にもなっています。
今回、市制施行50周年を記念し改築された五重塔は、10年ごとに階を増やし、60周年は六重塔、70周年には元の七重塔へと改築します。100周年を迎える2071年には十重塔を目指す計画。
海老名は交通の利便性が良く、駅周辺の開発が進むことから人口も増加傾向にあり、人気の街として注目されています。市の新たなシンボルは、神奈川の新名所としてさらなる注目を集めそうです。
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CGで復元「奈良時代の相模国分寺」
令和3(2021)年、七重塔跡を含む相模国分寺跡は、国の史跡に指定されてから100周年を迎えました。史跡指定100周年を記念し、これまでの調査成果をもとに、古代相模国分寺の創建当時の姿を想定してコンピュータグラフィックスにより復元。CG動画は、YouTubeにて見るよることができます。
このプロジェクトは、海老名市と学校法人湘南工科大学の協働により行われたものです。
制作:湘南工科大学(工学部 長沢可也研究室)
企画:海老名市・海老名市教育委員会
史跡相模国分寺跡指定100周年記念展示 開催中
市立郷土資料館「海老名市温故館」では、史跡指定100周年を記念した展示「100年かけて 相模国分寺跡の謎にいどむ」を2021年12月5日(日)まで開催中です。発掘調査で出土した瓦や七重塔の先端に取り付けた水煙などを展示し、これまでの研究成果や相模国分寺跡の歩みを紹介しています。開館時間9時~17時15分(最終入館16時30分)、期間中休館日5月10日、7月12日、9月13日。
史跡相模国分寺跡について
天平13(741)年に聖武天皇の詔(みことのり)を受けて建立された「相模国分寺」は、海老名駅の東側約500メートルの台地上にあったといわれています。現在では国指定の史跡として、一部伽藍(がらん)の基壇や平面形が復元され、当時の様子をうかがい知ることができます。
住所:海老名市国分南1-19
アクセス:海老名駅東口より徒歩11分、または海老名駅東口よりコミュニティバス国分ルート「相模国分寺跡」下車すぐ
海老名中央公園
海老名駅東口より徒歩2分、ショッピングモール「ビナウォーク」に囲まれた公園。
住所:海老名市中央1-291-3
アクセス:海老名駅東口より徒歩2分