防災をもっと身近に、楽しく学ぶ「扇町防災フェス2016」イベントレポート
10月でまち開きから1年を迎えた海老名駅西口「扇町(おうぎちょう)」。ららぽーと海老名を中心に賑わいを見せ、1日に数万人と多くの人が行き交うこの街で、万が一に備えて防災意識を高めようと開催された防災イベント『扇町防災フェス2016』のイベントレポートをお届けします。
楽しく学べる防災学習ゲーム「イザ!カエルキャラバン」、災害時のはたらく車・防災グッズの展示、サバイバルフーズ炊き出しなど盛りだくさんで、親子で楽しく防災を学べるイベントとなりました。
▼イベント開催概要はこちら
☞ 10.29(土)開催!楽しく学べてお得な「扇町防災フェス2016」
中心広場に災害時のたらく車が大集合「防災モーターショー」
消防車や救助工作車、救急車に白バイ、福祉バイオマストイレカー、移動福祉美容車などを展示。
普段は乗る事の出来ないはしご車の運転席で記念撮影!
海老名市が備蓄する災害食の炊き出し、1000食無償配布
25年保存可能だというポテトなどの具たっぷりのサバイバルフーズの「シチュー」と、お湯で20分(水で60分)で出来上がるアルファ化米「ひじきご飯」を頂きました。お腹も満たされ、いざという時にほっとできる食事は大切なものだと実感。
防災訓練とおもちゃ交換会をミックス「イザ!カエルキャラバン」
防災をもっと身近にもっと楽しくと考案された防災訓練とおもちゃ交換会をミックスした防災学習イベント。遊ばなくなったおもちゃを「カエルポイント」に交換、さらに防災体験でポイントを貯めて他のおもちゃに交換したり、オークションで特別なおもちゃをゲットすることも。
まずは、家から持ってきた遊ばなくなったおもちゃを「カエルポイント」に交換。
「水消火器で的あてゲーム」で消火器の使い方の手順や的を狙う方法を学んでポイントGET!
「家具転倒防止ワークショップ」では、震災時の家具転倒による被害や防止方法を。
「持ち出し品なぁに?クイズ」非常時持ち出し品12品目を覚えるクイズ。子どもはあっという間に覚えて全問正解!
「毛布で担架タイムトライアル」身近な毛布で担架をつくり、カエル人形を安全かつ迅速に運ぶタイムトライアル。
防災ゲームで獲得した「カエルポイント」を会場に集まったおもちゃと交換。お気に入りは見つかったかな?!
貯まった「カエルポイント」でオークションに参加して特別なおもちゃがもらえるチャンスも!
防災グッズ展示やワークショップなど「防災フェア」
「県立相模三川公園」ブースでは、公園で行なわれた「減災教育キャンプ」の様子の展示や、ダンボールで作ったベッドの体験など。
「中央図書館」ブースでは、折り紙で消防車作りや消防車・救急車の塗り絵、防災絵本・紙芝居の読み聞かせなど。
「無印良品」ブースでは、家族の携帯番号や集合場所など持ち歩けるサイズの「緊急連絡メモ」づくり。
その他にも、有隣堂ららぽーと海老名店の防災関連書籍の販売や、防災ジャパンダプロジェクトの防災カードゲームの体験、さがみロボット産業特区の災害対応ロボットの紹介など。
親子で楽しむ姿が多く見られ、子どもたちは楽しみながらも真剣に取り組む姿は印象的でした。来場者の防災意識が高まったのはもちろん、イベントの運営には扇町にお住まいの方や扇町の事業者がボランティアスタッフとして参加されていたとのことで、新しい街としても結束を高めるイベントとなったのではないでしょうか。
海老名の各地域でも色々な形で防災イベントが実施されるようになると良いですね!