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未来や夢を信じる「きっかけ」、子どもたちが主人公の名付け親となった絵本「てをつなごう」

「てをつなごう」

児童養護施設の子どもたちが主人公の名付け親となった絵本「てをつなごう」が三省堂書店 海老名店にて18日(日)より販売。この絵本は、養護施設の子どもたちと協力して一冊の絵本をつくるプロジェクト「えほん de みらい」から誕生しました。

こどもたちが「みらい」や「ゆめ」を信じるきっかけに

「えほんdeみらい」は、海老名市在住の会社員 高原かずきさんと、藤沢市出身の絵本作家 永井みさえさんからなるボランティアプロジェクト。2人は養護施設で勉強を教えるボランティア活動をする中で出会った子どもたちが、経済的な理由や親からの虐待・育児放棄が原因で入所し、十分な愛情を受けておらず自己肯定できない子が多いことを知りました。

そこで、本の魅力を伝えたいと図書館でのボランティア活動も行っている高原さんと、絵本作家である永井さんが「本の力で何かできないか」と考えました。

自分たちで名前を付けた絵本が書店に並ぶことで、子どもたちが未来に希望を持ち、夢を信じ、自己肯定するきっかけになればと「子どもたちとの共作による絵本」を企画。

前例のないことに、最初は施設側も難色を示しながらも、2人からの熱心なアプローチに応えて、名前の公募に協力してもらえることに。県内30以上の児童養護施設で、主人公である「たぬき」と「きつね」の名前を募集し、決定した名前は実際に絵本に印刷され書店に並びます。残念ながら選ばれなかった名前も絵本のあとがきにすべて掲載されます。

「応援しよう」と心に決めた瞬間

「何だ、この男は?!」
とあるイベントで会った彼、高原かずきさんの正直な私の第一印象。ぶっきらぼうな物言いと態度・・・

しかし、向かい合って「えほん de みらい」のことを話はじめた彼の印象は大きく変わりました。真剣な眼差しでプロジェクトへの想いを語り、最初に見ることのできなかった笑顔を見ることができたときには、彼のストレートな性格と恥かしがり屋な一面を知ることできました。
高原かずきさん

それと同時に「彼を応援しよう」と心に決めた瞬間でした。
当サイト「エビジョイ」は、まだまだ方向性が固まらないまま情報発信を続けていますが、こういった活動をされる方を応援するサイト、また応援したい方・応援されたい方を繋ぐ場所になれるのではないか、とヒントを得ることができました。

「てをつなごう」販売情報

「てをつなごう」表紙さく・え:永井みさえ・高原かずき
なづけおや:こどもたち
定価:1,620円(税込)
発売日:2015年10月18日(日)

購入方法

公式ホームページ、または下記書店にて販売。

販売書店:三省堂書店 海老名店
住所:海老名市中央1-1-1 ViNAWALK1番館 4F
公式サイト
公式Faceboookページ

同時開催イベント「our bookshelf ~ぼくらの本棚~」

絵本発売日の18日(日)より、本の魅力をもっと知ってもらおうと「our bookshelf ~ぼくらの本棚~」というイベントが三省堂書店 海老名店にて開催されます。
our bookshlef ~ぼくらの本棚~

このイベントは、海老名市の図書館職員、文化会館職員、飲食店店長など、海老名に関わる方のおすすめの本が並ぶ本棚が設置されます。
海老名で活動されている方のバックグランドを知ることができ、新しい本と出合えるきっかけにもなるのではないでしょうか。

僭越ながら、エビジョイも一冊おすすめさせていただいたのでお時間のある方は、ぜひご覧ください。

いかがでしたでしょうか。みなさんもぜひ、三省堂書店で絵本「てをつなごう」を手にとってみてください。いろいろな想いが伝わってくると思います。

今後も、エビジョイでは「えほんdeみらい」というプロジェクトと高原さんを応援していきたいと思います。

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